第4回喜の音会「あけがらすづくし」御礼

    大変遅くなりましたが、2月3日、第4回喜の音会「あけがらすづくし」、無事に終了いたしました。
    おはこびくださった皆様、応援してくださった皆様に心より御礼申し上げます。

    今回は、今までとは会場を変えまして、初めての応挙館。
    お庭のところどころに残った雪に、新内「明烏夢泡雪」の演出を助けてもらえたような。




    会は、ゲストの柳家小太郎さんと二人で、新内のことや落語のこと、演目のお話をするところからスタート。



    しゃべるのが苦手な私は、いつもゲストの方に解説をお願いしていたのですが、趣向を変えたことで吉原のお話を色々うかがうことができました。さすが噺家さんです!


    今回は新内節三大名曲の一つ、「明烏夢泡雪」を通しで勉強させていただきました。
    曲の完成度という面では、三大名曲の中でもナンバーワンです。
    今回の演奏時間は上下合わせてだいたい1時間ほど。
    1時間三味線を弾いて語るのはもちろん大変なことですが、作品の重みが他と全然違うのでその重みが未熟な私には大変厳しい。同じ時間演奏しても、他の作品と体力の消耗具合が違います。

    というか、正直、演奏する人間よりも聴いてくださるお客様の方が大変だったと思います。
    普段は、なるべくお客様の負担にならないように短く短く、を心がけているのですが、明烏だけはきっちり勉強したくて、あれ以上短くすることができませんでした。

    新内流しと、明烏の演奏の様子です。
    上調子を弾いてくださったのは、新内勝志帆さんです。






    そして、落語「明烏」。
    たくさん笑わせていただきました!!



    新内の明烏が大ヒットしたことで、二次創作的に落語の明烏ができました。でも、登場人物の名前が同じなだけで内容は全く違っています。
    といいつつ一緒に聴くと、新内はより切なく、落語はより楽しくなるという相乗効果になったのではないかなと思っています。

    全てのプログラムが終了して、最後に節分の豆まきをさせていただきました。





    小太郎100%になってる・・・


    さてさて。国立博物館のお茶室利用者は、しるしにバッジやリボンをつける必要があるのですが、今回無駄にこだわったオリジナルの缶バッジがこちらです!
    とても気に入ってるので、写真のせます。お渡しした時、みなさん笑顔になってくれました。
    ゆる~いカラス。



    烏合の集。






    何年も前からずっとやりたかった企画をようやく実現するとこができ、幸せでした。

    ご指導くださいました、新内勝史郎師匠。
    この会のために「明烏」を覚えてくださった、ゲストの柳家小太郎さん。
    何度も一緒にお稽古してくださった上調子の新内勝志帆さん。
    いつも快くスタッフを引き受けてくれる頼れる友人たち。
    チラシをデザインしてくれた盟友。
    支えてくださったたくさんの方に、あらためてお礼を申し上げます。
    ありがとうございました。





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    ゆめのあわゆき

    今日は、東京では珍しい大雪となりました。

    2月3日の喜の音会で演奏する曲は、「明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)」という題名から察していただける通り、劇中雪が降ります。

    上下分けて演奏するのが一般的で、私も今回そのようにいたします。
    上は「春雨の眠ればそよと起こされて」という歌詞から始まるので、ここでは春雨が降っているのでしょう。
    物語が進み、下に入りますと「折ふし降りくる雪吹雪」となります。
    雨が雪へと変わるんです。
    雪が降る中、ヒロインの遊女浦里と禿(かむろ)みどりが庭の木に縛られて折檻されます。
    雪を降らせることで視覚的により美しく、悲しさは倍増するという。すぐれた演出だなぁと思います。

    これまで、自分なりに「雪が降ってる。寒い。」とイメージしてお稽古してたんですが、今日本物の雪に触れて、「スミマセン、雪の冷たさなめてました」って猛烈に反省しました。
    会の前に本物の雪をみせてもらえたのは幸運です。今日は雪の中を歩きながら、浦里とみどりのことをたくさん考えました。


    昔、明烏の浦里を当り役にした歌舞伎役者がいました。幕末から明治にかけて生きた美貌の女形、三代目澤村田之助です。
    脱疽を患ったことで四肢を切断し、体が不自由になった田之助は、演出を工夫してそれでも舞台に立ち続けました。
    役の哀れさに彼の境遇も相まって、観客の涙を誘ったそうです。

    三代目田之助に興味を持たれた方に、皆川博子さんの「花闇」という小説をおすすめしたいです!私がこれまでの人生で出会った中で、圧倒的第1位で好きな小説です。


    第4回喜の音会まで、2週間をきりました。
    三味線音楽を聴き慣れないかたにもお楽しみいただけるよう、工夫して準備をすすめております。
    少しでも興味をお持ちの方は、あまり難しく考えずにぜひお気軽にお越しください。

    詳細はこちらです。
    ご予約を心よりお待ちしております。





    柳家さん喬 柳家小菊「男と女機微の壺」@なかのZERO小ホール

    昨日は、なかのZERO小ホール「男と女機微の壺」へ伺いました!前半は落語会、後半は、柳家さん喬師匠の語りと柳家小菊師匠の新内のコラボ「新釈 明烏」。

    私の大好きな憧れの師匠お二人。すごい芸を目の当たりにして、落語っていいなぁ、新内っていいなぁ。ってあらためて。

    小菊師匠は私を新内の道へ導いてくださった方であり、さん喬師匠は、第4回喜の音会「あけがらすづくし」のゲストの柳家小太郎さんのお師匠さんです。近い時期に似た企画の会を拝見させていただけたことにすごいご縁を感じましたし、色々勉強させていただくこともできました。

    落語の「明烏」と新内節の「明烏」。
    合わせて聴くと、落語はよりあたたかく楽しく、新内節の明烏はより切なく情景が浮かびあがりました。相乗効果抜群です!!

    第4回喜の音会「あけがらすづくし」の企画は、間違っていないはず。
    あとは、憧れの師匠方に少しずつでも近づけるようがんばるのみ。

    がんばります!



    第4回喜の音会「あけがらすづくし」


    新内勝喜勉強会「第4回喜の音会(きのねかい)」を、2018年2月3日(土)に開催させていただきます。
    今回は、ゲストに落語家の柳家小太郎さんをお招きしまして、
    新内節三代名曲の一つ「明烏」と、落語の「明烏」をお聴きいただきます。
    以下、詳細でございます。


    第4回 喜の音会 「あけがらすづくし」

    1、新内 明烏夢泡雪 -部屋-
        弾き語り 新内 勝喜   上調子 新内 勝志帆


    2、落語 明烏
        柳家 小太郎

    3、新内 明烏夢泡雪 -雪責-
        弾き語り 新内 勝喜   上調子 新内 勝志帆


    2018年2月3日(土)12時半開演(12時開場)
    (上演時間は、休憩を含めまして、約2時間を予定しております。)

    会場 応挙館(上野東京国立博物館庭園内)
        JR上野駅公園口、またはJR鶯谷駅南口より徒歩10分
        (東京国立博物館・西門が入口です)
    料金 2500円(お茶・お菓子付)

    お問い合わせ・ご予約
    kinonekai@gmail.com

    第4回喜の音会
    第4回喜の音会裏


    ご予約は、2017年12月4日(月) 21時よりメールにて受け付けさせていただきます。
    件名を「予約」、本文に「お名前(ふりがな)、お電話番号、枚数」をご記入ください。
    当方からの返信をもちまして、ご予約の完了とさせていただきます。

    三味線演奏と落語のほかにも、お楽しみをご用意してお待ち申し上げております。
    ぜひおはこびくださいませ。






    第4回喜の音会


    第4回喜の音会が、2018年2月3日(土)に決まりました!
    上野の東京国立博物館庭園内「応挙館」にて、12時半開演です。

    新内節三大名曲の一つ「明烏」を上下通して語らせていただきます。
    ゲストは落語家の柳家小太郎さんです。小太郎さんには、落語「明烏」をお願いしまして、「明烏づくし」の会でございます。

    詳しいプログラム、料金等は後日お知らせいたします。
    どうぞよろしくお願い申し上げます。

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